読後感想
- 2020/05/21
- 17:23
![KIMG0362[1]](https://blog-imgs-133.fc2.com/k/u/n/kunisaki243/20200522175713076s.jpg)
黒川敦彦著 「ソフトバンク崩壊の恐怖と農中・ゆうちょに迫る金融危機」を読みました。ソフトバンクが危ない理由と今後来るであろう金融危機について書かれています。今新型コロナで騒いでいますが、その陰で金融危機が進んでいます。コロナに目を奪われていますが、今後来るであろう金融危機に備えなければならないと思います。
リーマンショックの10倍ともいわれています。今回は金融危機で、日本の金融機関が相当の被害を受けるでしょう。それにプラスコロナ騒動で、生産活動も止まっています。ダブルパンチで私たちの生活を襲ってきます。
あとがきに次のようなことが書かれています。
「食糧の生産がなければ、誰も生きていけません。しかし、世の中のエリート中のエリートである金融業界の人間たちが行っているマネーゲームは、間違いなく農業を破壊しています。ソフトバンクのビジョン・ファンドの経営を行う人たちの年収は、10億円です。
若い農業者が一生懸命働いても、年収200万円を得るのがやっとです。年収10億円もらうようなエリートがウイーワークのような虚業を生み出し、社会に害悪をまき散らしています。どう考えても若き農業者の方が社会の役に立っています。」とあります。同感です。
この金融危機、コロナ騒動の後、世の中は大きく変わるでしょう。そうなってもらいたいものです。
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